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★沖縄風景[随時更新]→空の巻・海の巻・花の巻・電の巻/

2006年09月26日

秋の夜長には!IN-HI[沖縄[ぬ]就職話]

秋の気配がしてきました。
いつの間にっっ。

最近、毎晩繰り返し聞いている音楽があります。
沖縄のインディーズバンド「IN-HI」のCD。





なんていうのか、あっけらかんとした雰囲気が秋のちょっと肌寒い雰囲気に合っている気がします。どうなんでしょ。ただここ東京で沖縄の雰囲気を感じたいだけなのかもしれません。


沖縄から東京に来ておよそ1ヶ月とちょっと。
ある人曰く「東京での仕事は、せかせかしていて大変でしょ」
ある人曰く「沖縄の方が、のんびりしてていいよ~」

私の別のブログにこんなコメントがありました。沖縄出身の方で、東京で4年間学生生活をし、4月から就職で沖縄に帰る方のコメントです。

東京は満員電車かなぁ。
いつ降りられるか分からなくて、
とっても早くて、
見せられたケシキはキレイで。
自分は最初の駅で降ります。


僕は、こう返しました。

電車通勤からモノレール通勤に切り替えで。
どちらも乗り物ということには変わりありませんぞ。
どちらも一緒です。


コメントしてくれた彼の気持ちが、よく分かるような気がします。とても切実なコメントです。沖縄、東京という選択をするときに、何かを捨てているのではないかと。

若輩者が何を言うかというコメントもあるかもしれませんが、語弊を恐れず書くなら、「働く」ということにおいて、沖縄も東京もそんな区別ないのかな、と。

極私的なことを書けば、東京で働き初めてからの方がプライベートの時間が沢山あります。のんびりしています。生活を楽しんでいます。もちろん働き初めて間もないということもあるでしょうし、環境という要素も大きいでしょう。

ただただ、仕事ということにおいて「東京は・・・沖縄は・・・・」という二項対立の言葉で括っては、いけないような気がするのです。

そんなステレオタイプの言葉のもつイメージ力が、いつの間にか、私を含め沖縄の若者を縛っている気がしてならないのです。

関連リンク:
Sound TV←IN-HIのライブの様子を見ることができますよ。
IN-HI公式サイト
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Posted by Tstsshihica at 00:14Comments(5)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2006年09月03日

沖縄発!弟かく語りきin東京[沖縄[ぬ]就職話]

沖縄県内の大学4年次の弟が、東京に遊びにきていた。
正確に言うと、就職活動という名目で東京に来たらしいのですが・・・・
スーツの袋は一度も開かれることはありませんでした。
彼の迷言をここに謹んで公開いたします(笑)


***


東京羽田空港について、私が一時的に滞在している浅草のアパートに着いて発して一言。


東京は合わん、ここに来るまでに分かった。


人の多さにやられたようです。私も4年間東京で生活して→沖縄で4ヶ月働いて→再び東京に戻ってきたときに、「この場所に自分が住んでいたとは信じられない!」と思ってしまいました。やっぱり、人の多さ、建物の圧迫感には、やられますね・・・


***



外出先から帰ると、弟がベッドでぐったり。何かあったの?と聞いてみると・・・


なんか東京に来てから腰が痛い。
地面が硬いからだはず。


いやいや、それは思い込みでしょ~~と思いつつ、東京は車も人も多いから、地面も踏み固められてるのかもね~と合わせてあげました。親心です。



***


さてさて、彼は、4年次の今の時期になっても、内定がない、というか・・・就職活動をろくろくしていない様子。しかし、それに何の焦りも見られない。ここはひとつ説教をしてやろうと・・・・


私:「なんでそんな余裕だば?」
弟:「大丈夫よ。なんか自信がある。」
私:「もう時期的にかなり遅いぜ、心配にならんば?」
弟:「そんないっぱい心配ごとしてたら、寿命縮むさぁ~」


将来、彼は大物になる気がしてきました・・・・


***

さて、少し真剣に。
彼は沖縄県内の私立大学に通っているのですが、彼曰く、周りの友人も今の時期に進路が決まっている人はいないとのこと。(もちろんしっかり就職活動をして、進路が決まっている人もいると思いますが。)

沖縄県の大学生の内定率統計を見ても、例年、10月の内定率が25%前後、3月の内定率も50%~75%の間を推移しています。他県と正確に比較したことはないのですが、あまりいい値ではないことが推測できます。









「周りの友達で進路決まっている人いないよ~」という弟の声もあながち間違っていないようです。


沖縄県の就職活動と東京での就職活動を(一応)体験しました。
若輩者が何を言うかという声が聞こえてきそうですが、沖縄での就職活動シーンにおいていろいろと感じることがあります。


大学生の内定率が低い原因は↓が関係していそうです。

①県内80%以上を占める中小企業の採用活動が「表・HP」に出てきていない

合同企業説明会などへ参加すると様々な企業が新卒・中途を募集していることが分かりますが、HPなどで丁寧に、採用に対する考え方、時期、スタンス、方法を説明している企業はあまり多くないように感じます。学生が就職活動をする過程でHPなどの情報は貴重かつ重要であるように思います。


②強い県内志向。

県外に出れば就職先は必ず見つかるのにも関わらず、内定がもらえなくとも卒業し、県内にとどまるという傾向、それを許容する雰囲気も大学生の内定率が低い原因と言えそうです。

なぜ県内志向なのか?これは、沖縄が生活するに魅力的な環境であるとも言えるかもしれませんし、社会文化なのかもしれません。ただ、沖縄で学生をして、県外で就職活動をしようとしたとき、精神的、体力的、金銭的に大きな負担がかかります。県が、大学が、そのような負担を軽減する仕組みを作れていないことも内定率が低い遠因かもしれません。


③4年生という時期の「卒論・ゼミ」と「就職活動」のバランス

沖縄県内の大学に通う弟から聞いた言葉でびっくりした言葉があります。

私が「4年の夏ともなれば、卒論・ゼミで忙しいでしょう。就職活動をしてたら指導教官の先生に怒られないの??」と聞いたときのこと、彼から返ってきた言葉は、↓の言葉でした。


「ゼミの先生は卒論・ゼミはいいから、まず就職先を決めなさいって言ってる。」

これは、先生の優しさでしょうか。
「卒論・ゼミはいいから、まず就職先」という言葉は一見すると、優しい言葉のように感じます。しかし、就職先を決めるという視点からは、遠回りのような気がします。「「卒論・ゼミ」は学生生活の集大成で、これこそが、就職活動での大きなアピールポイントになると思うのですが。どうなのでしょうか。

語弊を恐れずに書けば「卒論・ゼミはいいから、まず就職先を~」という言葉は、その方の重要な職務を放棄しているように感じてならないのです。


***


たわいも無いことをつらつらと書いてしまいました。
東京に遊びに来ていた弟との会話から、私の感じた焦りです。


関連リンク;沖縄[ぬ]就職話

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Posted by Tstsshihica at 03:15Comments(5)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2006年03月07日

沖縄・Uターン・就職・葛藤[沖縄[ぬ]就職話]

このブログが検索されているキーワードを見ると「沖縄 Uターン 就職 葛藤」なるキーワドがあった。

彼のことを想像するに、沖縄から学生として県外に出て、今、就職活動。
沖縄に帰ろうか、どうか迷っているのだろう。

彼は、どんな気持ちで検索したのだろうか。
一年前の自分を思い出す。

今はそう思っていないが、就職先を決めることが、まるで自分の一生を決めることのように信じ込んでいた。沖縄に就職するということが、まるで沖縄以外の場所を捨てるかのように勘違いしていた。

あの頃は。


TI-DAブログ内にあったあるブログの内容を思い出した。
「アイデンティティ・クライシス」という題だ。
彼は沖縄出身で、東京在住。今就職活動中だ。

-----------------------------以下引用

最近、無駄に色々と教員採用試験受けてるんですわ。
受けるたびに、自我が崩壊していく感に苛まれるんですね。

今日もそう。

「沖縄で先生になりたいのよ私」

なんていわれた日にゃ、もう「このヤロー!!」って感じです。
なんで??なんで??
口では、軽々しく「私は地域に根ざした教師になります」なんていいよる。

でもよ!でもよ!その次の一言が、「沖縄なら先生楽そうだよね♪」
これにはもううんざりです。

君が沖縄にきて先生になってどうするの?
子どもが好きだから教員ができるんだば?

僕はそうは思わない。こどもが好きだからって言うのは根底の不易な話。学校は地域のもの、そして親のもの。そして子どものもの。子どもがいるから学校があるんじゃない。地域があるから学校がある。学校は子どものためだけじゃない。と、僕はいつも心の中で叫んで精神的安定を維持しているのでした。
(略)
-----------------------------引用終わり

彼もまた、地域ということ、自分の将来の夢、いろいろな狭間でまた、悩んでいるのだろう。


ビニル袋をかぶっているような息苦しさをなぜか感じる。
なぜ就職先の「企業」ではなく「場所」で悩まなければいけないのか。悩んでしまうのか。

「ここ」と「あそこ」の心理的な距離・隔絶を感じてはいけないと思いつつ、感じざるを得ない。


検索をした彼は、今、どんな気持ちでいるのだろうか?
葛藤を乗り越え、素敵な選択をして欲しいと思う。
  

Posted by Tstsshihica at 00:25Comments(2)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2006年03月05日

大学をでた後[沖縄[ぬ]就職話]

のっけから私事で恐縮だが、私には弟がいる。

関連リンク:ミャンマーへいたずら電話![むむむ[ぬ]沖縄]

彼は(弟のことを彼というのも変な感じ)沖縄県内の大学に通っている。
そういえば、沖縄の名護ではもう桜が咲いたようですね・・・(笑)

さて今回の内容、沖縄[ぬ]就職話のカテゴリにしたからには、就職に関係する話なのだ。

というのも、彼、大学の3年次なのだが全く就職活動をする気配がない。
(恥ずかしいけど、気にせずに書きます!)
電話で、就職活動をしろ!といっても無関心、企業説明会がいついつあるから行け!といっても意に介さず。

あげくの果てには
「就職しないよ~」
と言い出す始末。

卒業したらどうするの?と聞いたら
「外国に行く」
との返答。

それ自体は誉められるべきものだと思うが、無計画な姿を見るに駄目出しをするしかない。英語の勉強をしている気配は無いし、下調べをしている気配もない。

外国に1年ほど住めば、英語が話せるようになると思っているらしい。
外国に行って何をするという目的もはっきりしていないようだ。

(ごくまれに、そんな感じでふら~っと行って、大成する人もいるだろうけど・・・・)

両親はというと、とやかく「就職しろ!」とは言っていないようだ。
「公務員になりなさい」といとも簡単に言う。まるで「自動販売機にお金を入れれば、当然、缶コーヒが出てくる」といった雰囲気。

(恥ずかしい話だが・・・)
若年者の失業率が高い理由を我が家に見た気がした・・・・


彼が突然、「起業する」なんてことを言い出さないか不安で仕方がない。
それ自体は誉められるべきものだと思うが・・・しかし。


彼の名誉のために言うと、サークルに精を出し、バイトに精を出し、充実した学生生活を送っているようだ。やはり学生生活「充実した毎日」というのがあれば、それで十分だと思う。  

Posted by Tstsshihica at 01:28Comments(4)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2006年02月22日

Promo'07の意義[沖縄[ぬ]就職話]

2月20日に合同企業説明会Promo'07が行われたようです。

私は去年のPromoで4月からお世話になる会社を見つけました。
そういった思い入れがありますので、今回はちょっとPromoについて書いてみたいとおもいます。

合同企業説明会Promoは、去年からスタートしましたが、今年は参加企業、参加人数も増えたようですね。私は今回のPromoは参加できませんでしたが、友人の話を聞くに、参加者も多く、とても良かったよ~とのことです。


さて、沖縄は採用活動が東京と比べ遅い!と言われています。
それは本当でしょうか?

下の図は、平成16年度における内定率の月別推移を示しています。青いラインが県外就職希望者の内定率推移、赤いラインが沖縄県内就職希望者の内定率推移です。





データは、沖縄県観光商工部雇用労政課が公開している新規学卒者就職内定状況のデータを用いました。


10月の時点で県外と県内での内定率に大きな差があります。
この結果は「沖縄は採用活動が東京と比べ遅い」という確固たる証拠ではないでしょうか?

また県外と県内での内定率のそれぞれの月での増加分を見てみると、県外内定率の増加分よりも県内内定率の増加分が大きいことが分かります。これは10月までの時点で、県外の場合、ある程度、内定率の増加が落ち着いている(飽和している)ことを示していると考えられます。(このことは、内定率ではなく、内定者数でみるとより顕著に分かります)

ですが、最終的に県外、県内で内定率に大きな差が無いのは不思議です・・・



さて、沖縄は採用活動が東京と比べ遅い!と言われています。
採用活動が遅いという事は、学生の側から見て、問題でしょうか?

東京との比較をしないなら、何も問題では無い気がします。ですが、もし東京と沖縄の両方で就職活動をしようとした場合、企業の採用活動の時期の違いは、学生にとって大きな負担になります。

つまり、東京と沖縄の採用活動の時期の違いは、「沖縄 or 沖縄以外」という就職先の決断を迫る構図を作り出します。

若年者の失業率の高さが問題となっている昨今、「沖縄 or 沖縄以外」という就職先の決断を迫る構図は、失業率を高くする要因のひとつとなっている事は確かでしょう。沖縄の会社、東京の会社の両方の内定を同じ時期にもらえるという状況がベストのような気がします。


また、大学4年生、大学院2年生という時期は卒業研究、卒業ゼミという大きなイベントがあります。これは大学生活の集大成です。その大事な時期に就職活動という、これまた将来を左右する大事なイベントが重なることは、学生にとって大きな負担です。

卒業研究、卒業ゼミを一生懸命して、その中からいろいろな事を学び取ることは、会社の中での「働き」に繋がると思います。大学4年生、大学院2年生という大事な時期のど真ん中に採用活動を行うということは、会社の側としてもったいない気がします。



合同企業説明会Promo'07は2月下旬という沖縄ではかなり早い時期に行われています。

これは「沖縄は採用活動が東京と比べ遅い!」という現状に風穴を開けるという重要な意義があるのかもしれません。

また合同企業説明会Promoは、単発のイベントだけではなく、参加された企業を紹介した冊子を作成している事も大きな特長かもしれませんね。

ちょっと合同企業説明会Promoを誉めすぎました・・・・
なんせ私の就職先を教えてくれた大事なイベントですのでお許し下さい。

関連リンク;沖縄での就職活動を振り返る[沖縄話[ぬ]数珠繋ぎ]

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Posted by Tstsshihica at 00:11Comments(4)TrackBack(1)沖縄[ぬ]就職話

2006年02月09日

東京・沖縄・就活[沖縄[ぬ]就職話]

昨日だったかおとといだったか・・・
現在、就活を頑張っている人に会った。
彼は沖縄県出身で東京在住の大学3年生。

沖縄から出てきて、東京で学生をしている人と就活に関する会話をする。
と・・・決まってこんな話になる。


親は、沖縄に帰ってこいという
沖縄は、新卒を採用している会社が少ない
沖縄で就活をするには、何回も帰省しないといけない

沖縄で人気のある企業は狭き門。

東京で就職して、経験を積むのもいいと思う。
東京の企業は刺激的で面白い。
けど、その後、沖縄に帰ることができるか不安。


沖縄で働く、東京で働く。
どちらにしても「希望・不安」の入り混じった選択になってしまうのだろうか・・・
沖縄という重しと、沖縄という希望の両方を持って就活をしないといけないのかもしれない。

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Posted by Tstsshihica at 23:10Comments(7)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2006年01月10日

非安定志向のススメ-公務員志向の訳は?-[沖縄[ぬ]就職話]

沖縄タイムス1月9日に「非安定志向のススメ」と題する社説がありました。
内容を抽出すると

  • 県内の若者の職業選択の大きな特徴は「公務員志向」。
  • 公務員志向で気になるのは、「安定している」という理由だけが先に立ち、理想の自治体像や教師像を語る人がほとんどいないこと。
  • 若いパワーのある人材が民間でもっと活躍することが、沖縄経済の元気につながる。
  • 元来、若者はエネルギッシュで開拓精神に満ちている。その特性を抑えつけているのは、大人たちではないか。安定志向が強いのは、実は親の方で、子どもは期待に縛られているのだ。

この記事は、「若者よ、非安定志向型人間を目指そう」と締めくくってありました。

まったくその通りだと思います。
ただ、安定志向と公務員志向はただ単純にイコールで繋がっているだけでは無いのではないような気がします


まず第1に、公務員、規模の大きな企業以外の中小企業が、就職活動という場面で、その存在、良さをアピールしていないということも学生が公務員、大企業志向になる大きな要素のように思えます。

私は4月から沖縄で社会人になりますが、沖縄県内で就職活動をしたときにあまりにも企業の数が少ないのにびっくりした覚えがあります。採用情報がオープンにされているのは、ある程度規模の大きな会社ばかりで沖縄県起業の9割とも言われる中小企業の採用情報は、ほとんど表にはでてきません。

中小企業の採用情報は、ほとんどの場合、自社HPに提示してる程度です。リクナビ等のサイトに公開するのは、企業の側からするとお金がかかる、時間がかかるということだと思います。ですが沖縄県全体の問題として中小企業が採用の場面において、自社の良さ、存在をアピールしない限り、人材が中小企業に流れることはないのではないでしょうか


そして第2に沖縄において(就職して)「評価」されているのが公務員であることも公務員志向の要素のひとつだと思います

沖縄でベンチャー企業に就職したとしても、あまり評価されません。これは記事にもあった親の安定志向ということとも繋がりますが、親・親戚はもちろんのこと、学生うちでも「公務員」が評価されているのではないでしょうか?学生が、評価される組織に就職したいと考えるのは当然のことでしょう。

「若者よ、非安定志向型人間を目指そう」・・・これは現在の沖縄ではないものねだりでしかないでしょう。まず、①中小企業が採用活動において存在をアピールし、②それぞれ企業のの良さ、特長に共感した学生がその企業に入り、③その活動、働きが、社会で評価される。そのような流れが出来ない限り、現実として沖縄の若者が「非安定志向型人間を目指そう」とはならないのではないでしょうか?

私が4月からお世話になる会社は、いわゆるベンチャー企業と呼ばれる会社です。その会社の実績、ヴィジョン、夢に惹かれ就職を希望しました。まずは自分から!!という意識を持って、4月から働きたいと決意しています。


関連リンク:
「非安定志向」のススメ(沖縄タイムスSite)

公務員志向浮き彫り(オキナビニュース)
第20回:若年者高失業率と(宮平栄治の沖縄経済学会コラム)
公務員か民間か・・・(イナズマン★Blog)  

Posted by Tstsshihica at 05:32Comments(12)TrackBack(1)沖縄[ぬ]就職話

2005年12月29日

11月県内失業率の謎[沖縄[ぬ]就職話]

琉球新報オンライン版の11月27日の記事に以下のような記事があった。

「県内11月失業率7.9% 前月比で0.9ポイント改善」
------------------------------------------------------以下引用
県統計課が27日発表した11月の県内の完全失業率は7.9%(原数値)で、前年同月比で0.6ポイント悪化した。前月比では0.9ポイント改善した。男女比では男性9.2%、女性は6.1%で、前年同月に比べ男性は1.3ポイント悪化し、女性は0.4ポイント改善した。

就業者数は60万5000人で、前年同月に比べ2万1000人の増加。完全失業率は5万2000人で、同6000人増え、対前年同月比で4ヶ月連続の増加。

沖縄県労働局が発表した11月の有効求人倍率は0.41倍(季節調整値)で、前月比で0.02%低下。新規求人数は5455人と前年同月に比べ13.6%減少。
------------------------------------------------------以下終わり

ポイントをまとめると
・11月の完全失業率は7.9%(原数値:季節調整していないということでしょう)
-前年同月比で0.6ポイント悪化
-前月比では0.9ポイント改善

・11月の完全失業率は5万2000人で、同6000人増え、対前年同月比で4ヶ月連続の増加。
・11月の有効求人倍率は0.41倍(季節調整値)で、前月比で0.02%低下
・11月の新規求人数は前年同月に比べ13.6%減少。


なぜタイトルに「県内11月失業率7.9% 前月比で0.9ポイント改善」としたのでしょう?
改善されたのは、完全失業率の前月比だけで、残りの指標は悪化している状況です。

このタイトルを見ると、改善したような印象を受けますが、実は全体的な傾向として悪化しているというのが実情のようです。

このようなタイトルのしたのは、ひとつに11月の県内景況が「もちなおしの動き強まる」といった流れですので、それに「合わせ」て「前月比で0.9ポイント改善」といった記述にしたのかもしれません。

しかし、記載された完全失業率は季節調整されていない値のようですので、「前月比」という値がどれだけ意味のある値か疑問です。(また前月比は微分値ですので、前の月との比較といった意味しかありません。)

それに対し「前年同月比」は季節的な効果が入っていませんので、より現状を表わしている気がします。

関係リンク:労働力調査(平成17年11月結果)、沖縄県企画部統計課

この「労働力調査」の中に、求職理由が載っています。
・定年又は雇用契約の満了:5000人(前年同月比、同数)
・勤め先や事業の都合:11000人(同数)
自発的な離職:24000人(8000人増)
・学卒未就職:2000人(2000人減)
・新たに収入が必要:6000人(1000人増)

自発的な離職が群を抜いて多く、前月前年比でも増加していることが分かります。ここに沖縄の労働問題の難しさがあるように感じます。  

Posted by Tstsshihica at 02:56Comments(0)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2005年12月04日

イベント化する就活[沖縄[ぬ]就職話]

なんとも、最近、学生をするのも大変な世の中だ。
いろいろなコンテスト、イベントの参加を呼びかけるポスターを見ることができる。
なんとも、学生生活のうちから、社会に出て「役にたつ」ことを!という強い世の中の流れを感じる。

学生生活の最後の総決算イベントといえば就職活動となってしまっているのだろうか?
就活に特化したポータルサイト、様々なコミュニティ、Blogが用意され、様々なイベントが開催されている。自己PRをいかにするかという集まりもあるし、内定者との懇談、人事担当者との懇談など盛りだくさんな内容だ。

それらの内容を見ると、就活はとても楽しいイベントのように感じてくる。
確かに、企業説明会、面接は楽しかった。しかしその楽しいというのは、日常生活から離れて、いろいろな人に会うことができる、いろいろな話を聞くことができるという楽しさなのだろう。

しかし・・・・
基本的に、就活で1番重要なのは、イベントに参加することではなく、自分ひとりで机に向かい、自分に向かい、自分の将来について考える時間なのだと思う。

そして・・・・
就活とは基本的に憂鬱なものだと思う。
自分の将来を決めるというのは、希望と不安が入り混じった怖いものだし、自己分析を始めようものなら、5分も経たずに気が滅入ってしまう。ある時点である種、勇気をもって割り切り、そして楽観的に考えないとと元気に面接など受けられない。

最近読んだ本でこんな文章を見つけた。
------------------------------------------------------------------以下引用
勇気と楽観は人間の能力を開花させる絶対条件だと思う。客観的に自己をみつめ分析する、などということをしていたらまともな人間は早晩、自身を喪失しつぶれてしまう。
古風堂々数学者 藤原 正彦 (著)
------------------------------------------------------------------引用終わり
就活に必要不可欠な自己分析はなんとも、辛い作業なのだ・・・

よくよく考えると・・・・・
就職活動とは、学生生活そのものなのだと思う。
いかに自己PRスキルを身に付けたところで「語る何か」が無ければ、まったく意味のないものだろうし、内定者、人事担当者の話をいくら聞いたところで「自分の将来を決める指針」がその人の中で決まっていなければ、話された内容に色はつかないだろう。

それらのものは4年という長い学生生活の中で得ていくものなのだと思う。


「役に立たない」は必ずしも「価値がない」を意味しない、というところに学問は成立している と上に紹介した本にあった。確かにそうだと思う。学生の時ぐらい「役に立たない」が「価値のある」勉強を思う存分楽しみたいと思うのだ。  

Posted by Tstsshihica at 00:31Comments(4)TrackBack(0)沖縄[ぬ]就職話

2005年11月23日

沖縄の就職話を始めます[沖縄[ぬ]就職話]

今、私は学生と社会人のちょうど境目にいるようだ・・・
就職活動を終え、あとは卒業・・・という立場なのだが、最近、就職活動をしている人の話や就職活動を終えた人の話を聞くことが多い。

沖縄の人もいるし、同じ学校の友人もいるしかつての鹿児島時代の友人もいる。そんないろいろな人の話を聞く中で感じることがたくさんあった。

そこで沖縄と就職という2つのことをチャンプルーした話をいろいろ書いていきたいと思う。

バックナンバー
失業率の高さ
就職内定率に思うこと

関連リンク:
沖縄での就職活動を振り返る[沖縄話[ぬ]数珠繋ぎ]  

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2005年11月22日

失業率の高さ[沖縄[ぬ]就職話]

沖縄ジコピー2006さんのブログで面白い記事を見つけた。

卒論書いてて・・・

「県内志向が強い県内学生の仕事の意識、考えとは」というテーマで卒論を書いているとのこと。とても面白いテーマ!!

このテーマについては私も常日頃、なんでだろ?と考えてます。僕だったらどんな風に卒論を書くか考えてみました。

どういった切り口・仮説をたてるのか難しいテーマですが・・・・
まず、沖縄では地元に就職したいという人が多いということは容易に想像つきますが、これは本州との地理的な要素もたぶんに含まれますので、「県内志向が強い→失業率が高い」とつなげるのは難しい気がします。

沖縄の就職サイト等見ると、求人情報はたくさんありますし・・・・
どのように県内、県外を比較するのかが難しいですね。「沖縄県ではこうである」というためには、比較対照として「県外ではこうである」というのが必要な気がします。

失業率が高い→就職したい企業の規模に閾値がある」といえるかもしれません。

例えば、沖縄県の人と県外の人それぞれ、内定をもらった企業の規模の分布を作ります:A

もう一方で、求人情報を出している沖縄県内にある企業の規模の分布と県外にある企業の規模の分布を作ります:B


Aの分布の比較で、大きな相違がないとする結果が得られたなら、沖縄県の人と県外の人で就職したい企業の規模に大きな相違がないことになります。

一方で、Bの分布はたぶんに大きな相違があると思います(沖縄県は中小企業が多いと聞きますので)

以上のような結果が得られたなら、沖縄県の人と県外の人で就職したい企業の規模に大きな相違が無いのにも関わらず、沖縄県内には、就職したい規模の会社が少ないので失業率が高くなる・・・という結果を導ける「かも」しれません。



他にも、安定志向とか、就職しなくても大丈夫な経済的なサポートがある・・・いうことはよく聞きますが、どうやって数字にするかが難しいですね~

今、ぱっと考えたのでまったくおかど違いのことを書いているかもしれません・・・・
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2005年11月13日

就職内定率に思うこと[むむむ[ぬ]沖縄]

沖縄県の課題として若年者の雇用対策がいつも挙げられるが、こんなニュースを見つけた。

---------------------------------------------以下引用
来春卒業を予定する大学生の就職内定率(10月1日現在)は65.8%で、昨年同期を4.5ポイント上回り、昨年に引き続き回復傾向にあることが10日、厚生労働、文部科学両省の共同調査で分かった。(yahooニュースより)
---------------------------------------------引用終わり

このニュースを見て嬉しくなったが、ふと違和感を感じた。
学生の側からこのニュースにメリットはあるのだろうか?
つまり、就職内定率が回復傾向だからといって、内定がもらいやすいと言えるのだろうか?


平成16年度大学等卒業者就職内定状況調査(平成16年10月1日現在)について」によると、就職内定率は、「就職希望者数」と「就職内定者数」で求めているようだ。

就職内定率は確かに上昇しているが、「就職を希望している人が、内定をもらいやすい」という状況になっているとは言えない、つまり学生の雇用環境が良くなっているとは、就職内定率の上昇だけからは言えないのではないだろうか?


なぜなら、就職内定率に採用する側の情報がまったく含まれてないことに注意する必要がある。つまり「求人件数」の情報がまったく含まれていないのだ。

例えば、
今年度の求人件数が前年に比べて減少しているなかで、就職内定率が横ばいだったとしたら、全体として「学生の雇用環境(内定のもらいやすさ)」は良くなっていると言えるだろうし、今年度の求人件数が前年に比べて増大しているなかで、就職内定率が増大しているとしても、「学生の雇用環境(内定のもらいやすさ)」は横はいと言えるのではないだろうか。


就職内定率の上昇から、「確かに」言えることは、人数的な割合として、内定をもらっている人が多いですということだけであって、内定がもらいやすくなっているとは言えないのではないだろうか。

就職内定率が上がったというと、就職を希望している人が内定をもらいやすいとか、学生の雇用環境が良くなっているとかとイメージしてしまうが、「単純に」そうでは無いようだ。

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